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ばねの話

ばねの話 今昔ものがたり

「ばね」の意味

「ばね」と言われてもみなさまにはあまりなじみが無いかもしれませんが、我々の日常生活用品や機械などをよく見てみると、あらゆるところに「ばね」が生かされています。身近な例をあげれば、シャープペンシルやホチキスやクリップ、ソファーやベッドの中、またテレビやパソコンの中にもたくさん使われており、車を分解すれば2,000種類以上のばねが出てくるといわれています。そう考えると人類にとって、ばねは必要不可欠な存在といっても過言ではないでしょう。

ちなみに人類がばねを利用し始めたのは、5万年前のネアンデールタール人からだといわれています。小動物を捕らえるために、弾力に富んだ木の枝などを利用して罠を作ったのがはじめで、そのうち狩猟用に弓を開発し、食料確保におおいに活躍しました。

 

 

ばねの生産実績

金属ばねという部分で日本に登場したのは、16世紀にポルトガル人が種子島に鉄砲(火縄銃)を伝来したのが始めだといわれています。これは火縄をはさんだ点火レバーを、引金で落とすときの動力に「ばね」を使いました。

その後ぜんまい式時計が渡来し、やがてそれらの技術を取得した日本でも、ぜんまいを使ったひとりでに動いてお茶を運ぶ「からくり人形」などが作られ、ばね製品はその後いろいろな物に使われるようになりました。

そして「ばね」工業が現代、よりいっそう発展したのは先に述べた1台に2,000種類以上のばねを使用する自動車工業の発展からだと言えます。

またコンピューターやプリンターなどのエレクトロニクス分野にも多く使用され、これから新しく開発されるOA機器など、今後よりいっそう「ばね」は使用されることになるでしょう。